Q01:保証はどうなっているの?

テクノストラクチャーの住宅は施工認定店である甲信建設が責任を持って10年間保証せていただきます。

新築住宅の引き渡しから10年以内に、基礎や床、壁など住宅の基本構造部分※に欠陥が見つかった場合は、その欠陥部分を無償で修理いたします。

※対象となる部分は以下の部分です。

①構造耐力上主要な部分 ・・・ 基礎、壁、柱、小屋組、土台、斜材、床版、屋根板、横架材

②雨水の侵入を防止する部分 ・・・ 屋根の仕上げ・下地等・外壁の仕上げ・下地等

 
 

 

Q02:パナソニックエコソリューションズ社はテクノストラクチャー住宅の保証はしてくれないの?

テクノストラクチャー住宅の元請けは、施工認定店である甲信建設ですので、弊社が責任を持って10年間保証させていただきます。パナソニックエコソリューションズ社はお客様へ対しての直接の保証は行っておりません。

 
 
 

 

Q03:この工法を使うメリットって何?

『安心な木の家』を作れることです。

日本の風土にはやはり木の家が一番なのですが、いままでの木の家には弱点もありました。

・経年劣化(ドア・ふすまの開閉、床鳴り、等)を避けられなかった。

・地震/台風に対して本当に大丈夫なのか根拠を持って示せなかった。

・建築する職人さんの腕によって家の良し悪しが決まってしまう。

・広いリビング、吹き抜け等は勘によって設計することが多かった。

その弱点を『テクノビーム』+『構造計算』によって克服した工法がテクノストラクチャーなのです。

 
 

 

Q04:地震に強いってどのくらいの地震まで耐えられるの?

プランや様々な条件によって異なりますが、阪神淡路大震災クラスの地震には余裕で耐えられます。実際に、実大実験により阪神淡路大震災と同じクラスの震度7の強さで5回の揺れを与えても損傷がありませんでした。

※ちなみに、実験に用いた住宅は総2階のいかにも強そうな形ではなく(実験用にあえて強くしたのではなく)、よくある間取りを忠実に再現した住宅でした。

また、テクノストラクチャーの構造体に付け加えることで地震の揺れをさらに30~50%※低減できる『制震システム』も取り揃えております。

※プラン、階数などにより異なります。

 
 
 

 

Q05:この家、規格住宅じゃないの?

いいえ違います。注文住宅ですのでミリ単位でお客様のこだわりを実現できます。
ただし、『地震に強い』ということが大前提ですので、構造上地震に弱くなってしまう場合は間取りの変更をお願いする場合もあります

その場合でも、お客様が納得いくまで、専門のスタッフが最適なプランをじっくり検討させていただきます。

 

 
Q06:鉄骨造と何が違うの

鉄骨造とは、柱や梁などの構造すべてが鉄骨で作られている工法です。
テクノストラクチャー工法は日本人になじみの深い木造住宅の梁の部分に強度の強い鉄骨を使用している工法です。つまり、木と鉄の強みを融合している工法なのです。

 
 
 

 

Q07:鉄骨住宅より強いの?

一概にどちらの方が強いということは言えません。

建物の強度は、鉄骨造でもテクノストラクチャーでも柱や梁のサイズ、間取り、建物の重さなど様々な条件によって異なります。

つまり条件に応じた最適な設計が行われることが重要です。

テクノストラクチャーの住宅は、パナソニックエコソリューションズ社による全棟構造計算のお墨付き安心住宅です。

 
 

 

Q08:テクノストラクチャーが強いって書いてあるけど、木造は弱いっていうことなの

木造が弱いということはありません。

世界最古の木造建築といわれる法隆寺は約1300歳です。

建物の『強さ』は材料だけで決まるのではなく、正しく設計し、正しく施工された建物が『強い』のです。テクノストラクチャーの住宅は経験や勘に頼ることなく、パナソニックエコソリューションズ社の構造の専門家が一棟一棟緻密な構造計算で正しく設計し、その設計図どおりに正しく施工されているかを専門の検査員が厳しくチェックするので『強い(安心な)』のです。 

 
 
 

 

Q09:他メーカーよりココが一番っていうポイントは?

住宅には同じ間取りがほとんどなく、それぞれの間取りで必要な強さ、必要な部材は異なっています。テクノストラクチャーは、パナソニックエコソリューションズ社がお客様の住宅一棟一棟の構造計算と、主要構造部(基礎を除く)の全棟施工検査を行い、すべての物件について構造的に問題がないか確認しております。

これが他メーカーとは異なる一番のポイントです。

※耐震等級1とは、震度6強~震度7程度(関東大震災で東京において発生したと予想される地震の揺れ)に対して、倒壊・ 崩壊しない程度の強さです。耐震等級2とは、耐震等級1の1.25倍の力、耐震等級3とは耐震等級1の1.5倍もの力に耐えるランクです。

 
 

 
Q10:木造が好きなんだけどなー

梁には鉄骨を使っていますが、柱も床も屋根なども木を使って作る木造住宅です。

木造住宅の弱点のみを鉄で補強した住宅なのです。

大手住宅会社などの規格住宅とは違い、和室は真壁造も可能ですし、随所に木のぬくもりを感じられる木造住宅が実現できます。

 
 
 
 


 

 

Q11:木造にしては自由度が少ない気がするけど

テクノストラクチャーの住宅には建物の強さを保つための一定のルールがあります。

そのルールを忠実に守って設計していきますので、時には間取りの変更をお願いするかもしれません。

それは、お客様の命と財産を守ることを第一に考えているためだということをご理解下さい。

 

 

 

 

Q12:基礎とか地盤ってどうなってるの?

テクノストラクチャーは住宅を設計する際、必ず、お客様の土地の診断を実施します。

硬い地盤もあれば、軟弱な地盤もありますので、都度、お客様の土地の状態に合わせた、最適な基礎設計をしております。戸建住宅の設計で、基礎の構造計算を徹底的にしているのはテクノストラクチャーぐらいです。

 
 
 

 

Q13:通し柱がないけど大丈夫?

確かに通し柱は1階から2階まで1本で通っているため一見強そうに見え、住宅には必要不可欠なものとも思われております。

しかし、梁をつなぐためにたくさんの穴が開いている場合が多く、必ずしも強いものであるとは言えません。逆にその部分が住宅の弱い部分になっているケースも多く、実際、阪神・淡路大震災でも通し柱が真ん中から折れている現場も数多く見られました。

テクノストラクチャーでは、鉄骨を用いた梁(テクノビーム)の強さを利用して、住宅の弱点となる可能性がある通し柱をあえてなくしました。

通し柱をなくすことで、1階の柱の位置に左右されることなく、2階の間取りを自由に作れます。

 
 
 

 

Q14:3.5寸の柱だと細く見えるけど本当に大丈夫?

一見細く見えますが、割り箸を上から押してもなかなか折れないように、木は生育してきた縦の方向の力には非常に強い材料で、象一頭(5トン)が乗っても大丈夫なほどの強さです

柱を無駄に太くしても、窓が小さくなったり、部屋が狭くなったりと良いことはありません。

テクノストラクチャーでは、柱にかかる力も構造計算により予測し必要な場所に必要な太さの柱を配置しますのでご安心ください。

※3.5寸角柱の短期許容圧縮力の値

 
 
 

 

Q15:柱を止めるのはドリフトピンだけで大丈夫?

接合部の強度としては、ドリフトピンだけで約1.5トンもあるのです。

一般的なプレート型の金具が約0.5トン程度の強度ですから、ドリフトピン接合の方が3倍近く強度は優れています。

さらに、構造計算によって、ドリフトピンだけでは強度が不足する部分もはっきり分かりますから、不足部分はホールダウン金物を併せて使用することとなりますので、接合部の強度対策も万全です。

 
 
 

 

Q16:ムクの柱は使えないの?

人間の体重の約60%が水分であるように、生きている木は水分を多く含んでいます。

この水分が住宅の建築時には大敵となります。水分が一定でないムクの柱は、割れや狂いが生じることがあり強さが安定しない場合があります。そうなると構造計算はアバウトなものになってしまいます。

一方、集成材は強さが数値で表されており、安定しているためその値を用いて緻密な構造計算が出来るのです。そのためテクノストラクチャーでは集成材柱を用いています。

ただし、建物を支えるのに関係のない柱についてはムク材もご使用いただけます。

 
 
 

 

Q17:集成材の柱って何年くらいもつの?

集成材の歴史は意外と古く、実用化されたのは今から100年ほど前になります。

日本では1951年に東京の「森林記念館」に用いられたのが最初になります。

その建物は現存しておりませんが、森林総合研究所に使われた集成材が保存され接着性能の確認が行われております。

接着性能は半永久的であると言われることから、通常のムク材と耐用年数、耐久性は変わりません。

 
 
 

 

Q18:集成材の柱ってはがれないの?

大丈夫です。この接着剤は耐水性、耐薬品性、耐熱性などに優れた接着性能をもち、木材接着剤としては最高ランクのものと言えます。

規定の製造基準、品質基準にのっとった集成材ならばその接着性能は半永久的と言えます。

 
 
 

 

Q19:集成材の接着剤はホルムアルデヒドを使ってて大丈夫?

集成材に使用する接着材はホルムアルデヒドをわずかに含みますが、その放散量も建物内に使用する製品については、業界で最高基準(JAS F☆☆☆☆相当)のものが主流になっております。柱の一部に使用されているだけで(壁一面に使用されているわけではなく)、その集成材がむき出しになることも少ないので、建物内の空気に影響することはほとんどありません。

 
 
 

 

Q20:他の家は結構金物が多いんだけど、この工法は少なくない?

『金物が多い=安心』ということはありません。

接合用金物は、適材適所で必要なものを必要な数だけ用いればよいのです。構造計算を緻密に実施していないと、どの箇所にどれだけの金物が必要になるのか正確にわからないのです。ですから『念のため』多めに金物を用いているケースもあります。

テクノストラクチャーの場合は、構造計算の結果に基づき、必要な箇所に必要な金物を用いておりますので、経済的な金物配置が実現できているのです。

 
 
 

 

Q21:筋交いだけで強度は大丈夫なの?3階建てみたいに合板を貼らなくていいの?

大丈夫です。2階建ての場合は筋交いで必要かつ十分な強度を確保できます。3階建ての場合は2階建てと比較するとはるかに大きな水平力がかかるために、合板を全面に貼らざるを得ない場合が多くなっているのです。テクノストラクチャーでは1棟ごとに構造計算を実施しており、最適な位置に適切な量の筋交いを配置しますので安心です。

 
 
 

 

Q22:構造計算って何?

構造計算とは、お客様のオリジナルの家に合わせてコンピューターで『災害シミュレーション』を行っているのです。そのシミュレーションの結果、地震や台風のときに危険であると判断された場合は、間取りや壁の位置の変更などを行い、安全と判断されるまで徹底的にプランの検証を行います。このようにして家を設計しているのです。

また、テクノストラクチャーでは、安全を確認した構造計算結果をお客様に確認して頂けるようにしています。 

 
 

 

Q23:構造計算してあるっていうけどホントに地震が来たときに壊れないの?

コンピュータによる緻密な災害シミュレーションが本当に大丈夫であることを証明するために、実物大の耐震実験を行いました。これは、一般的な間取りの37坪住宅を阪神淡路大震災と同じクラスの地震の強さで揺らした実験なのですが、なんと5回の揺れを与えても損傷がありませんでした。

 
 

 

Q24:雪が積もって震度7で揺れても大丈夫?

雪の積もる地域では、建築基準法で指定された積雪量を考慮して、その重さが載った状態で震度7に耐えられるように構造計算を行っておりますのでご安心ください。

 
 

 

Q25:テクノビームって何?

木造住宅で大きな負担のかかる梁の部分に使う部材の名前です。

10cm×20cmのH形の鉄骨を芯材に、上下を10.5cm×4.5cmの集成材ではさんだものです。2階の重い家具やベットの力もしっかりと受け止め、住宅のゆがみをなくします。

 
 

 

Q26:テクノビームの特徴は?

芯材に鉄骨を使っているのが特徴です。鉄骨を用いることの最大の利点は経年的な劣化を起こさないことです。木の梁ですと何年か経つとどうしても上からの重量によって『垂れ』てきます。これにより、下の階のドアやふすまの開閉がしづらくなったり、2階の床が歩くたびに『ギーギー』鳴ったりしてしまいます。(これでは家が衰えていっているみたいで嫌ではないですか?)

それが、鉄骨を用いますと何年経っても垂れてきませんので、ドアもふすまも2階の床もいつまでも新築気分で生活することができるのです。

 
 

 

Q27:どうして梁だけ鉄を使ってるの?

割り箸をご想像ください。まっすぐに立てて押したときはなかなか折れず、横にして力を加えたときは簡単に折れます。そのように木は生育してきた縦向きには強いですが、横向きにして使うと弱い部材なのです。

その木造の弱い部分に鉄骨を用いたのがテクノストラクチャー工法なのです。

(木は縦に押す力には非常に強く、鉛筆1本でヒト1人を支えることが出来るくらいなので、縦の力を支える柱は木で大丈夫なのです。)

 
 

 

Q28:木と鉄って合うの?鉄は伸び縮みするんじゃないの?

木と鉄は相性が悪いように思われがちですが、伸びの差はほとんどありません。

鉄道のレールのように何十メートルもあれば伸び縮みも気になりますが、テクノストラクチャーの梁は最大幅で6mです。木と鉄の伸び縮みの差は約1.8mm(1mあたり約0.3mm)と非常に小さいもので、その程度伸縮しても問題ない設計としておりますのでご安心ください。 

 
 

 

Q29:テクノビームの接合部の隙間って大丈夫?

鉄は気温が低い冬には縮み、暑い夏には伸びるため、電車の線路には隙間があけられています。テクノストラクチャーでも同じように、四季の気温変化に対応出来るようにわざと隙間をあけています。接合部は、金具とボルトが強度を支えているため、この隙間は構造的にはまったく関係ありませんのでご安心ください。

 
 

 

Q30:なぜ鉄を木で挟んでいるの?

自然素材である木のやさしさを活かしながら、木の弱点である曲がりやすさや割れやすさなどを抑えるために、鉄を木で挟み込んだ梁を採用しています。長年親しまれている木造住宅と同様に、大工さんが釘打ちで仕上げられるように上下を木で挟んでいます。

 
 

 

Q31:木と鉄はどうやってくっつけるの?

接着剤(ウレタン系接着剤※)とビス(20cm間隔)でとめる二重の接合になっております。
また、製造はパナソニックの工場生産により安定した品質を確保できますのでご安心ください。
※このウレタン系接着剤は、住宅の床材などの接着に用いられるもので、ホルムアルデヒド、木材防腐剤、防蟻剤などを含まない安全なものです。

 

 

 

Q:32テクノビームって何年くらいもつの?

テクノビームに使用しているH形鋼は、約75年~90年の耐久性を誇ります。

(住宅性能表示制度の劣化対策等級※で最高等級のランク3です。)

テクノビームに使用しているH形鋼はそのすぐれた防錆力によって、2階、3階建住宅はもちろん、屋外立体駐車場やスポーツスタジアムのひさしなどの厳しい環境下で使用されています。

※劣化対策等級1とは、建築基準法で定められている対策が行われていること、等級2とは50年~60年大規模な改修工事が必要ないこと、等級3とは75~90年大規模な改修工事が必要ないことを表します。

 
              

 

 

Q33:テクノビームって錆びないの?

はい、錆びません。錆びた鉄塔をご覧になられた方はいらっしゃらないと思いますが、屋外の鉄塔と同様の最高ランクのメッキ処理(溶融亜鉛メッキ)が施されていますので、屋内で使用されるテクノビームに対して錆びの心配はありません。

 

 

 

Q34:テクノビームって結露しないの?

確かに鉄は熱を伝えやすいので冷たい空気が触れる場所は結露が起こりやすいと言えます。

そこで、テクノストラクチャーでは対策として、断熱材をテクノビームの外周部分に入れて鉄骨が冷えないようにしております。日本で一番寒暖の差が激しい北海道で、厳しい条件の下で実験を行いテクノビームが結露しないことを確認しております。

平成7年に発売して以来、結露による問題が発生したという報告は一件も出ておりませんのでご安心ください。

 

 

 

Q35:テクノビームの接合金具って地震の時に折れないの?

例えば、かね金具で両端をとめられているテクノビームは、上に象が乗っても大丈夫なほどの強さを持っています。テクノストラクチャーの構造計算では、コンピューターによるシミュレーションで実際に建物に地震力・風圧力をかけてみて、接合部分に危険な力がかからないように住宅を設計しますので大丈夫です。

 

 

 

Q36:住宅性能表示ではどの程度の性能になるの?

性能表示は10項目あり、プランによって異なりますが、すべて最高ランクまで取得可能です。

ただし最高等級を目指すことにより、リビングの広さ・形、吹き抜けの大きさ等プラン制限も厳しくなってきます。(例えば、窓などの開口や吹抜け面積を大きくすればするほど、構造安定性能のランクは下がります。)

したがって、すべての項目で最高ランクを取得することが必ずしも住みやすい家になるとは限りません。

お客様のご予算やニーズに合わせて、最適で快適な住宅をご提案させていただきます。

 
 

 

 

Q37:住宅性能表示の住宅が欲しいんだけど、テクノストラクチャーではどうなの?

もちろん可能です。

しかし費用・住まい方を考慮すると10項目で全て最高ランクを取得する必要はないと思います。お客様が住宅に対する性能評価で何を優先するか、をしっかりと判断することが重要です。

テクノストラクチャーでは、構造の安定・劣化の軽減・空気環境の3項目において、お客様のご要望に応じて構造計算時に評価書※を提示させていただくことが可能です。

専門機関に依頼すると20~30万円の費用が必要となりますが、テクノストラクチャーでは構造計算費用の範囲内で対応させていただきますのでぜひご利用ください。

※住宅性能表示で構造安定性能の基準適合するかどうか、パナソニックエコソリューションズ社の構造計算によって確認した結果です。敷地条件やプランにより、等級が変わる場合があります。公式な性能評価には別途申請費用が必要となります。

(地震保険で耐震等級割引優遇を受ける場合には性能評価が必要です。)

 
 

 

 

Q38:リフォームするとき、柱をはずして他のところに簡単に移せるの?

将来お客様がリフォームを希望される場合、パナソニックエコソリューションズ社で保存してある間取りのデータを用いて再度構造計算を行い、地震や台風などの災害が発生しても構造上問題がない場合は柱をはずすことも可能です。

建物が不安定な状態に陥る場合はご希望に添えないこともありますが、その場合はお客様のご希望にかなう最良のプランを提案させていただきますので、ご理解ください。また、テクノストラクチャーでは新築時、将来に備えて間取りの変更ができるよう、移動・取り外しが出来る壁を設計することが出来ます。

(お子様が小さいうちは2人部屋、大きくなったら個室に、なども自由自在です。)

この機会に、将来の家族構成・ライフスタイルの変化にも無理なく対応出来る、息の長いプランを作りましょう!

 
 

 

 

Q39:通気工法って壁の中に汚い空気が入ってこないの?

確かに、通気層の中には外部の空気が入ってきます。

ただし通気層の中は気圧の変化により常に空気が循環しており、下から入ってきた空気は上部へ逃がすので室内に入ってくることはありません。

それよりも、通気工法をしないと、壁の中で結露が起こる可能性があります。

たまに、黒い汚れ(カビ)がしみついた外壁をご覧になられた記憶がございませんか?

それは、壁の中の結露が原因となっているのです。

冬の寒い日にお部屋で鍋をするときなどの湿気が壁の中に溜まってしまうとその部分で結露を起こしカビ、ダニが発生しアレルギーの原因にもなりかねません。ひどい場合には木材が腐ってしまうこともあります。ご家族の健康のため、建物を長持ちさせるためにも通気工法は効果があるのです。

 
 

 

 

Q40:鉄骨の家は木の家に比べて火に弱いって聞くけどテクノビームは大丈夫?

マンション、商業ビル、その他公共の建築物は鉄骨を用いた建物がほとんどですから、鉄骨を用いた建物が火に弱いわけではありません。

重要なことは、鉄部分が直接火にさらされないような設計にすることです。

テクノストラクチャーの場合は、内側は壁や天井など各部屋を包み込むように石膏ボード(不燃材)を張りめぐらし、外側は屋根材や外壁に不燃材を使用しますので火災に対しても安心なのです。

 
 

 

 

Q41:鉄が入っていると、2階の音って響くんじゃないの?

音は人によって感じ方も異なるので一概には言えませんが、鉄の上下に木材をサンドイッチさせていますので、一般的な木造の家とほとんど変わりません。

また、音の伝達は構造部分によって決定されるのではなく、床の仕様等によっても左右されるのです。もし気になるようであれば床材を変えたり防音マットを敷くことで軽減することができますのでお申し付けください。

 
 

 

 

Q42:白蟻対策については大丈夫?

白アリ対策も万全です。ポイントは3つです。

まず、「換気スペーサー」という床下の通気性をよくする部材を土台の下に配置することで、床下を常に乾燥状態に保ち、白アリが住みにくい環境を作ります。

次に、従来の木製の床束を使用している住宅と比べ、鋼製の床束を使用することにより床下からの白アリの進入ルートをシャットアウトします。さらに住宅金融公庫の基準に合わせた防腐防蟻措置を地面から高さ1mの部分に施しています。

 
 

 

 

Q43:換気スペーサー工法で冬寒くないの?

テクノストラクチャーでは床の直下に断熱材※を敷く工法を標準仕様としており、床下の冷たい空間とは縁を切っております。 従って基礎部分の通気性が住宅内部の温熱環境に影響を及ぼすことはありません。

逆に、換気スペーサーを使用することで床下の通気性がよくなり、白蟻の発生を抑えたり、床下部分の腐れを防いだりしているのです。

※標準地域   ・・・ポリスチレンフォームⅠ種4cm

(準)寒冷地域・・・ポリスチレンフォームⅢ種5.5cm

 
 

 

 

Q44:内断熱と外断熱ってどっちがいいの?

内断熱(充てん断熱)、外断熱それぞれに長所も短所もありますので、一概にどちらが良いとは言えません。外断熱とは家全体を外から布団で包むようなもので、断熱材を隙間なく連続して施工できるので断熱性能を確保しやすい工法です。

内断熱は柱の間に断熱材を入れる工法で、外断熱と比較してコストがお安くなります。

また、断熱性能は工法の違いだけで決まるものではありません。コストとのバランスを考慮して決める必要があります。